投げ臼


 急勾配、あるいは長距離の修羅では途 中に中継地を設けることが少なくない。 この場合、臼という連結器様の設備が必 要になる。
 ここでは代表的な臼をいくつかとりあ げてみよう。まず投げ臼。図のように、 材木の滑る勢いをいったん緩め、こんど はつぎの修羅へと移す。このとき、図中 @側(下方)を低く、側(上方)を高 くし、材木の尻(後ろ)が振れて自然と 次の修羅に移る。
 馬子を必要としない便利な手法である。

飛び付き臼



つぎに飛び付き日を紹介する飛び付き臼も投げ日と同様、修羅を滑る材木の 勢いを緩めるためのもので、図のように枠をつくり、そのなかに土を入れる。滑ってきた材木が臼に飛び付き、後ろが筋違い に掛けてある摺り竿を滑り、つぎの修羅へ移る。これも馬子を必要としない。別名尻振りともいう。