本線締め

架線でも矢遠でも、もっとも危険なのは本線を締める作業である。
作業にあたっては安全 のため、道具、付属品の完全な取り付けが第一条件になる。
これがすむとこんどは本線に スリップしないょうに矢パイスを取り付け、二車、三車のダブル滑車に締め網ロープを通 し、その端をカグラサンに巻き付けて人力で回して締める。
距離が長くなると予備滑車を用いる。
最初はシングルで締め、重くなるとダブルに滑車 を増す。

架線の種類

架線についてしばらく説明してみょう。
それまではさまざまな手法で伐出していた が、大正初期に鉄索が普及すると、しだいにそれが主流になっていった。
大きく分けて鉄 索は、電動カによる索道、惰力による架線、同じく惰力による矢遠とになる。
ここでは架 線を中心にみてみょう。
架線は、釣瓶式と回転式、連結式、動力式などいろいろ分けられる。
架設するには図の ような付属品が必要である。